最近、お客さまの車でスマートキーの“インキー(閉じ込み)”が起きて、こちらもかなり焦る場面がありました。
原因のひとつが「電池の消耗」。
スマートキーは電池が弱ってくると、普段なら起きないトラブルが一気に増えます。
そこで今回は、スマートキー電池の交換時期やサイン、交換しないとどうなるのかを、整備士目線でまとめました。
■ ① キーレス(スマートキー)の電池はどれくらい持つ?
一般的な寿命は 1〜2年。
ただし、以下の条件で早く減ることがあります。
- 玄関や車の近くにキーを置きっぱなし
- ボタン操作が多い
- 押し癖で常に軽くボタンが当たっている
- 安価な電池を使用している
特に“車の近くに置きっぱなし”は消耗がめちゃくちゃ早くなります。
■ ② 電池切れの前に出る“サイン”
次の症状が出てきたら、そろそろ交換の合図です。
- ドアロックの反応が鈍い
- 開く距離が短くなる
- メーターに「キー電池残量低下」などの警告
- エンジンスタート時に認識しにくい
寒い季節は電池性能が落ちやすいので、冬は特に要注意。
■ ③ 電池交換を放置するとどうなる?
ここが一番大事。
電池を放置すると、最悪 インキー(閉じ込み) が起きます。
実際に先日、スマートキー車でインキーが発生しました。
普段なら起きないはずなのに、電池が弱って認識が不安定になり、ロックがかかった状態でキーが車内に取り残されてしまうケースです(;´∀`)
ほかにも…
- ドアが開かない
- エンジンがかからない
- お店や外出先で動けなくなる
こういったトラブルに繋がるので、やはり早めの交換が安心です。
■ ④ スマートキーの電池交換は自分でもできる?
基本的には簡単です(`・ω・´)
- メカキー(非常用の鍵)を抜く
- カバーの隙間に軽く差し込み開ける
- 電池を交換
- カバーを戻して完了
ただし、メーカーによって爪が弱い構造のものも多く、無理にこじ開けると割れるリスクがあります(-_-;)
■ ⑤ プロが伝えたい交換時の注意点
- 100円ショップの電池は寿命が短いものがある
- 電池の向き(+/−)を間違えると作動しない
- 静電気に注意(冬場は特に)
- カバーの爪が細いタイプは破損しやすい
初めての方は無理に開けない方が安全です。
■ ⑥ 最後に(お店としてのひと言)
「反応悪い気がする…?」くらいでも気軽に相談してもらえれば大丈夫です。
チェックだけならすぐにできるし、電池交換も数分で終わります。
“閉じ込み”や“エンジンがかからない”というトラブルになる前に、ぜひ早めの点検を(^_^)/~
